好き嫌い・偏食をなくすための方法とは?
子供の成長とともに食べられるものが増えていきますが、育ち盛りの時期にも関わらず好き嫌いが激しくなっていく時期でもあります。
安易に無理やり食べさせるのは、子供の体が受け付けないものを無理やり食べさせてしまうということにも繋がりますのでおすすめできません。
特に食品アレルギーなどがあるにも関わらず、無理をして食べさせてしまうケースもあるかもしれません。
食品アレルギーが無いのに、作った手料理をなかなか食べてくれない、と悩んでいる親御さんに試して見てもらいたい対策法をご紹介していきます。
外食の料理は食べるのに手料理を食べてくれないのはなぜ?
外食のお子様ランチやハンバーグ、パスタなどは食べてくれるのに家で作った料理の中であまり食べてくれないものがある。という場合も多いと思います。
その理由は幾つか考えられます。
筆者の経験上から考えられる要因をご紹介すると、まず1つ目は、作っている料理が美味しくない。ということです。
毎日一生懸命料理を作っている立場からすると非常にがっかりなのですが、かなりの割合でこれが原因の場合があると思います。
このレポートを書いている私の親族の子供は母親が作る、とある料理が苦手で食卓に並んでもいつも食べずにいました。
嫌いなものが入っているのかと聞いてもはっきりした回答が得られず母親は困っていました。
しかし、ある日、母親の母親、つまり子供の祖母が同じメニューを作り孫に食べさせた所、瞬く間に食べてしまうのです。
ほとんど同じ食材を使っているのにも関わらずです。
母親への反抗なのか?とも感じましたが、そうではなく、決定的な原因は料理の上手さにありました。
母親と祖母の同じメニューを食べ比べると、大人の私でもその差は歴然。
母親の料理も食べられないことはありませんが、普通という感じですが、祖母の料理はおかわりをしたくなるような美味しさだったのです。
この事例から見ると、好き嫌いは食材のせいではなく、料理の方法や調理過程の上手さ下手さが関係していると考えられるということです。
その他のメニューでも同様に、母親と祖母の料理を食べてもらって反応を見ましたがやはり同じような結果に至りました。
好き嫌いしてはいけません!と子供を叱る母親は多いですが、叱る前に自分の料理もステップアップさせることを考えてみるのが、好き嫌いをなくしてくれる近道になるかもしれません。
子供が好み料理を作るにはどうしたらよい?
子供の好き嫌いを無くすために料理の腕を磨くにはいくつかの対策法があると思います。
料理教室で料理スキルの底上げを
1つはよくある例ではありますが、料理教室に通う方法。
料理教室に通うことで、料理のレシピを覚えるということではなく、料理の基礎を理解していくことで全体的に料理の実力が底上げされるという期待が持てます。
料理が苦手な人の例は、以前作った料理が美味しくないと言われて料理自体が嫌いになってしまったという人や、料理が苦手な母親を持っていたなど、よく聞く例です。
年齢と共に料理のスキルを高められた人は良いですが、そうでない場合は何かしらのアクションを起こして料理のスキルをアップさせるのが良いと思います。
レシピ本やレシピサイトをチェックする
料理教室以外にもおすすめなのが、料理のレシピサイトで材料や調理の方法をしっかり真似して作ってみることです。
料理が得意ではない人は、レシピを見て料理に取り掛かっても材料や調味料をしっかり揃えていなかったり、調理手順を適当に自己流にやってしまったりという人が多いです。
レシピと同じように材料や調味料を揃えて、調理手順も上手に真似をして作ることが大事です。
料理は真似が基礎です。人の例を見て、実際に作れるようになってから自己流のアレンジを加えるのが良いと思います。
ミールキットで美味しい料理を手軽に!
料理が苦手な人に最もお薦めしたいのがミールキットの利用です。
ミールキットは、料理に必要な食材が全て揃った状態で配達され、食材もほとんどがカット済みの状態で届けられます。
フライパンや鍋で調理するだけなので10分程度で料理を完成させられる手軽さと、わかりやすい料理レシピが付属しているのでプロの料理人の味が自宅でそのまま再現できます。
自分で作った料理を食べてくれない!という子供でも、プロの料理人の味付けの料理なら食べてくれる可能性が高くなります。
子供が無事食べてくれたのであれば、その料理を参考に料理の勉強ができます。
どのような調理をすれば料理が美味しくなるのか、どのような調味料をどれだけ使えばちょうど良い味付けになるのかを体感できるのでおすすめです。
ミールキットを提供しているサービスは複数あります。
どのミールキットが良いか、希望に合うミールキットを探したい場合はこちらのまとめページをチェックしてみてください。
>> ミールキット人気ランキング【献立・食材宅配】
野菜などの固有の食材に好き嫌いがある場合はどうする?
また、煮物などの和食は嫌い、苦い野菜は食べてくれないというようなケースもあると思います。
特に、野菜の場合は苦い味の食べ物は体に害があると判断して拒否反応を起こしてしまうということが多いそうです。
確かに生物の本能として、初めて食べる苦い食べ物は「食べられない物」と直感で判断してしまうのは、大人でも同様だと思います。
食べて欲しい野菜を食べてくれない場合は、その野菜の苦味などを打ち消してくれる調理法や味付けで食べてもらうのがよいでしょう。
苦手なものを叱りながら食べさせるのは逆効果だと思います。
食べられない野菜がある場合は、細かく刻んでカレーなどに入れて食べてもらったり、好きな料理に何気なく混ぜて様子を見るなどして工夫を行ってみることをおすすめします。
また、魚料理や和食を食べてくれないというときには、和食の美味しい宅配食サービスの「わんまいる」の惣菜を利用するのがおすすめです。
わんまいるの魚料理は、ダシの味わいが美味しく大人はもちろん子供も喜んで食べてくれます。
和食を美味しく作るのが苦手な方や、魚料理のしたごしらえが苦手な方は、わんまいるがおすすめです。
> わんまいるの詳細
好き嫌いが多い子供も食べられる通販食
宅配食を利用されるご家庭は、カロリーを気にされたり、持病などで食事制限が必要な方が多いというイメージがあり、実際にそういった方の利用がとても多いです。
ただ、宅配食には食事制限が必要な方向けメニューだけでなく、ご家族みんなで楽しめる夕食メニューが用意されいているサービスが多いです。
ですので、小さなお子さんがいるご家庭では、定番のハンバーグやオムライスなど、子供でも楽しめるメニューが用意されている、もしくは選ぶことができるサービスを選ぶのがおすすめです。
また、宅配食の活用の仕方は、少しカロリーや塩分の摂りすぎに注意が必要な旦那さんには「カロリーや塩分に配慮したメニュー」を、奥さんや子供さんには「通常のメニュー」を申し込むといった形でご家族みんなで利用する方法も可能です。
共働きや小さなお子さんのお世話で料理の準備が大変な方にこそ、便利なサービスです。
子供の場合は成長のことも考えて栄養バランスの取れた食事を食べるというのはとても大切ですよね。
健康は食で作られるという言葉もありますので、お仕事などで料理をする時間が取れないという場合には、宅配食事の通販をチェックしてみることをおすすめ致します。
サービスによっては、子供向けのスイーツやお菓子なども単品で注文できる食事宅配もありますので、比較する際にはこれらもチェックしてみてください。
まとめ
子供の好き嫌いを無くすためには、まず美味しい料理を食べさせてあげることが重要です。
自分の料理の味に自信がない場合は、無理して料理をするよりもまず、プロの味付けの料理を食べさせてみて、食材そのものが嫌いなのか、調理方法が苦手なのかを見定めて挙げるのが重要です。
また、同時に料理をする方の料理の実力が上達することで、子供や家族に喜んで貰えたり、自分自身も料理が好きになれます。
以前とは全く違う感覚を得られるので、料理の実力をアップさせるためのアクションを起こすことをおすすめします。
どうしても料理がうまくならない!という場合は、先述した食材が全て揃ったミールキットをうまく活用して料理の上達を図りましょう!
料理が苦手だった筆者もこれらの方法を実践して少しずつ料理の腕が上がって来たと思います。
以前よりも家族に褒められるようになったことで、今までは全く料理に興味を見いだせなかった私が、家族の食べたい物リクエストに応えられるようにまでなりました。
また、インスタグラムなどで作った料理を毎回アップすることで、料理をする楽しさも増えます。
料理が楽しくなることで上達にもつながるのでおすすめです。