みんなはどうしてる?共働き家庭の夕飯問題【オススメ解決法8選】
共働き夫婦の悩みの中で最も多いと言っても過言でないのが「夕飯問題」です。
子供のお迎え・食材の買い出し・調理・後片付けなど、共働き世帯の夕飯に関わる問題は多岐に渡ります。
特に、どちらも帰りが遅い夫婦の家庭では、夕飯作りの負担は夫婦喧嘩の発端にもなりかねない問題です。
どちらかがパートタイムで働いている場合は回避できる場合もありますが、どちらもフルタイムで働いているなら上手に解決するのは至難の技。
ですが「共働き家庭の夕飯問題」は、いくつかのアイデアを駆使することで大きな変化をもたらしてくれます。
まずは結論から。
共働き世帯の夕食の悩み解決におすすめの方法は以下の8つです。
上記の8つ解決法のメリット・実践方法をひとつずつ触れていく前に、「そもそも夕飯は自分達で作った手料理でなくてもいい」ということを念頭に置いた方が良いです。
夫婦二人でフルタイム勤務しながら家事もこなすのは本当に難しいことです。
さらに子育てをしている家庭なら、ほぼ無理と言っても過言ではありません。
そもそも無理なことを「他の家庭はこなしているから」という理由だけで、全てを背負う必要はありません。
手を抜きながらも、家族と健康的な食生活を実践できる方法はいくつもあります。
まず、共働きで子育てをしながら家事をこなすのは「とても困難なこと」と理解しましょう。
そう思えると気が楽になりますし、解決策も取り入れやすくなるのでおすすめです。
あなたも当てはまる?共働き世帯の夕飯問題
「うちは夕飯問題で苦労してるけど、他の家庭はどうなの?」と思う人は多いと思います。
まずは、共働き夫婦の世帯が感じている率直な気持ち・悩みを知っておきましょう!
- 夫婦共に仕事終わりが日によって違うので、日によって片方に負担が偏りやすい傾向がある。
- 急遽残業になった日は夕飯の支度ができない
- 夫側が料理をしない&できないので妻側に負担が偏る
- 忙しい時でもなるべく栄養バランスの良い食事にしたいのに、なかなか難しい
- 旦那が一汁三菜の食事じゃないと文句を言う
- インスタント系だとやっぱり満足できない。結局夜食を食べてしまう
- どちらも残業が多くて、結局コンビニ弁当や冷凍食品になってしまう
- 「夕飯は別々」というルールにしてしまって、夫婦の会話がなくなった
- 料理を作るのは問題ないけれど、後片付けまではツラい
- 自炊をやめて外食ばかりになって食費がかさんでいる
- 別々に夕飯を食べるようになってから、旦那が太ってきた
- 栄養バランスを一切考えない食事になってしまって、糖質過多や健康リスクが不安
- 子供がいるのでなるべく早く夕飯を作りたいけど、帰ってから支度するとどうしても18時を過ぎてしまう
- 早く帰宅した日に手をかけて夕食を作っても、そんな日に限って相手の帰りが遅くてイライラしてしまう
などなど、共働き夫婦が感じている夕飯の悩みを深く掘り下げていくと内情は様々です。
夕飯問題で仲が悪くなってしまう夫婦は意外に多いようで、決定的な理由とはならなくてもストレスが積み重なっていくことで関係性が悪化してしまう可能性も。
本来食事は楽しいものです。
家庭円満のため、共働きで経済力上げて安定した生活を送るためにも、夕飯問題は早く解決したいところ。
具体的にはどんな風に解決すればよいのか?という冒頭で挙げた8つの解決方法を詳しく解説していきます。
【解決法1】ミールキットを活用する
ここ数年で認知度が高まってきた「ミールキット」。
料理に必要な食材と調味料がすべて揃った状態で買えるので、フライパンで加熱調理するだけの時短料理が作れるのがミールキットの最大の魅力。
メリットをまとめると、
- 1食あたり最短で5分で完成させられる
- 自分で調理した手料理を食べられる
- 食べたいメニューから選ぶ形なので献立決めの煩わしさがない
- 食材買い出しの手間を省ける
- 冷凍タイプもあり、10日程度の冷凍保存が可能
- 食材・調味料の量も決まっているので料理が苦手な人でも失敗しにくい
など、多くの利点があります。
1食1人前あたり300円~1,000円程度まで、価格帯はメーカーによって異なりますが、「時間を買う」という考え方で利用すれば、一から自炊するよりも大幅に負担を軽減できるのでおすすめです。
【おすすめのミールキットサービス】
●キットオイシックス
野菜宅配サービス「オイシックス」が手掛けるミールキット。メインディッシュとスープの2人前セットがあるので共働き夫婦にピッタリです。
初めて利用する場合は、お試し価格として1,980円で3食のミールキット(1食あたり2~3人前))と食材がセットで購入できます。
通販タイプで冷凍ミールキットもあり。
買い出し不要・調理15分で2品の手料理を簡単に作れます。
●dミールキット
docomoが販売するミールキットで、メニューの内容はキットオイシックスと同様です。
初回利用時のキャンペーンが充実していることや、dポイントが貯まるのでお得。
こちらも通販タイプで冷凍ミールキットもあり。
●ウェルネスダイニングのミールキット
制限食の冷凍弁当を販売する会社が提供するミールキットです。
減塩食・糖質制限食・低カロリー食などの制限食のミールキットなので、栄養制限をしている家族のための食事にも◎
食事制限中の料理作りは多くの負担を感じるので、管理栄養士が監修したミールキットを使うのがおすすめです。
1食2品セットですが、料理は1人前なので他社と比べると少々割高感があります。
通販タイプですべて冷凍ミールキットです。
●ヨシケイの料理キット
ヨシケイは全国の営業所から自宅に届けてくれるタイプのミールキット宅配サービスです。
チルドタイプのミールキットなので届いた日~翌日までの賞味期限ではありますが、コースが豊富なのが魅力。
最安のコースなら1人前あたり1食2品で300円程度の安さは助かります。
他のミールキットよりも調理に少々時間がかかるメニュー(20分程度)もありますが、総合評価は高得点をつけて良いレベルです。
朝の5時までに注文すれば当日中に配達してくれることも魅力。専用のBOXをレンタルすれば不在時の受け取りも可能です。
上記に挙げたミールキットだけでなく、イオンやRakuten SEIYUネットスーパーなどの大手スーパーでもミールキットを取り扱っているので、近隣に店舗がある場合は帰宅時に買えば料理の時間を短縮できるのでおすすめです。
【解決法2】温めるだけの冷凍おかずを利用する
「ミールキットよりももっと時短したい!」という場合は、湯煎・レンジで温めるだけで手料理を食べられる「冷凍おかず」がおすすめです。
最近はコンビニ惣菜が充実してきていますが、毎日食べていると飽きも来ます。
味の良さに定評がある「冷凍おかず」なら、種類も豊富ですし自分で作るよりも美味しいおかずが楽しめるのでおすすめ。
【おすすめの冷凍おかず】
和食の美味しさに最も定評がありますが、料理の鉄人監修の中華料理や有名店監修の洋食など、幅広いメニューが買えます。
湯煎で5分ほど温めればすぐに食べられることや、冷凍保存で数カ月間の保存が可能なので常時冷凍庫にストックしておけることも魅力です。
単品購入はもちろん、1人前あたり3品セット・健幸ディナーセット(796円)もおすすめです。都度購入も定期便配送も可能。
温めるだけの簡単おかずを通販で買える「松乃江」では、主に魚介類のおかずが買えます。
「栄養面を考えると魚を食べておきたいけど、調理の手間も匂いも考えるとちょっと…」という人もいると思いますが、冷凍保存が可能で食べる時に湯煎または電子レンジで温めるだけで食べられる手軽さが魅力です。
鮭・鯛(たい)・鰤(ぶり)・鱈(たら)・鯵(あじ)・鯖(さば)・(さけ)・赤魚・めんたいこ・かれい・いか・干物などの揃います。
商品によって異なりますが、冷凍保管60日が可能なので便利です。
冷凍おかずは、手間がかかる和食も豊富。時短しながら好きな惣菜を食べられるので満足度も高いです。
また、おかず1品ずつ常時ストックできるので晩酌のお供にもなります。
【解決法3】冷凍弁当を活用する
冷凍弁当宅配サービスは、おかずがセットになった状態で冷凍保存されているお弁当です。
電子レンジで温めるだけで食べられることや、皿洗いの手間も省けるのが最大の魅力と言ってよいかもしれません。
また、管理栄養士が監修しているお弁当なので、栄養管理にも役立ちます。
塩分制限食・たんぱく調整食・低カロリー食・やわらか食・ダイエット弁当や筋トレ弁当など種類は様々。
もし旦那さんが「筋トレしてマッチョになりたい!」と夢見ているなら、ライザップのサポートミールなどの「筋トレ系&ダイエット系の冷凍弁当」を食べてもらうと合理的。
普段の食事&筋トレのための栄養補給を同時に行えるのでおすすめです。
ナッシュは低糖質な冷凍弁当が買えるサービスです。
タンパク質が豊富なメニューも多く、ダイエット・筋トレに励む方を中心に愛用されています。
セット購入が原則となりますが、食べたいメニューを選べる1食ずつ選べるのが他のサービスとの大きな違いです。
通算170食購入すると1食499円(税込)で買えるようになる割引ランクが付与されるのも魅力。
「ママの休食」のお弁当は、無添加志向のお弁当で女性に嬉しい栄養が豊富な女性好みのお弁当が充実しています。
五穀米・雑穀米などを使ったごはん付きのお弁当もあり、お手頃感も魅力。
減塩食・糖質制限食など制限食が充実している冷凍弁当です。栄養制限を指導されている方は毎日の食事作りの負担は相当なもの。
ウェルネスダイニングでは、管理栄養士に電話相談できるサービスが受けられるので栄養制限中に適したコースを紹介してくれるのが魅力です。
マンツーマンパーソナルジムで有名な「ライザップ」が販売するダイエットサポート冷凍弁当です。
ライザップのカリキュラムは過酷なイメージがありますが、サポートミールの惣菜は味も美味しくヘルシー。男女問わずダイエット中の食事におすすめです。
料理の負担を減らしながら、夫婦共々ダイエットのためにサポートミールを利用するのもアリかもしれません。
コスパ最強クラスの冷凍弁当です。21食セットで購入すれば最安1食462円。送料無料なので食費軽減・節約にも貢献してくれます。
14食・21食セットを定期便で注文すれば冷凍庫を無料レンタルできることも魅力。
また、冷凍弁当は週間単位・1ヶ月単位で定期的に配送される定期便を利用すれば、「自炊するときの献立決めの参考になる」というメリットもあります。
例えば、1ヶ月間注文してみて以降はそのメニューを参考に「我が家の定番の献立」に加えられるメリットが得られます。
また、お皿に盛り付ければ手料理と変わらない見栄えになるので、手抜き感も薄まります。
盛り付け例はこちら。
【鶏肉のトマト煮込み弁当】
【解決法4】お取り寄せ冷凍食品を活用する
食事の用意を時短するために冷凍食品を利用する人も多いと思いますが、市販の冷凍食品が毎日続くと飽きも早いのが懸念点です。
せっかくお金を払って食品を買うのであれば、自分では作るのが難しいメニューや、少し贅沢な「お取り寄せ冷凍食品」を利用するのもおすすめ。
産地直送のご当地食品や、有名店飲食店のメニューを再現したメニューなど、自宅にいながら外食気分を味わえるのも魅力です。
価格が安いものから高級なものまで様々ですが、週に1度くらいはちょっと豪華な夕食にしてみると楽しみも増えます。
時短しながらも、美味しい食品が買えるサービスの中でも、特におすすめなサービスをご紹介します。
一般の冷凍食品とは違い、ちょっと贅沢な惣菜が食べられるので物足りなさナシ!
【おすすめのお取り寄せ食品】
九州名産の食品が買えるグルメ直販サイトです。全品送料無料なので、コスパも◎
熊本の「あか牛」の生ハンバーグや最高級牛肉の「佐賀牛」、博多の明太子などグルメな方も納得の食品が買えます。
沼津産のマグロ・うなぎの蒲焼・煮焼き魚セットや、東京チカラめしの「冷凍焼き牛丼の具」も買える通販サイト。
冷凍保存が可能な商品ばかりなのでストック用の食材としても活躍してくれます。
北海道・礼文島名産の海産物が買える通販サイトです。
ウニや生牡蠣、干物などが買えるのでちょっと贅沢な海産物を食べたい!というときにおすすめ。
「冷凍肉巻きおにぎり」や「いなり寿司」を冷凍便で届けてくれる通販サイト。冷凍の「いなり寿司」は美味しいの?と疑問を持ってしまいそうですが、驚きの美味しさです。
冷凍庫にストックしておけば、子供の間食にも活用できます。
博多名物の水炊き・鶏すきや、焼き鳥・唐揚げなど鶏肉料理を網羅する通販サイト。特に水炊きは話題になるほどの美味しさです。
冷凍の状態で届き、冷凍保存なら1年間の保存が可能。
冷凍庫にストックしておけばいつでも鶏パーティーができるので鶏肉好きな人に特におすすめしたい通販サイトです。
どの通販サイトのメニューも、食通・グルメな人でも大満足な夕食のおかずが買えるのでおすすめです。
手間を省きながら「たまには美味しいものを食べたい!」というときに活用してみてください。
【解決法5】スーパーや商店街の惣菜を利用する
スーパーや商店街で買える惣菜を利用すれば、調理に手間がかかるメニューや、調理時の匂い・油汚れなどを気にせず食べたいものが食べられるメリットがあります。
家族の人数が多い世帯の場合は自炊よりも食費がかさんでしまう可能性もありますが、夫婦二人の世帯、核家族世帯なら逆に食費を抑えることも可能です。
いつの時代からか、家で食べる食事は「手料理じゃないといけない」というような考え方が広がりましたが、それは家電メーカーの販売戦略の影響もあったかもしれません。
昭和の時代まで遡ると商店街には八百屋や魚屋だけでなく、揚げ物屋などの惣菜店が軒を連ねていた時代があったように、おかずお店で買って食べることは珍しいことではありませんでした。
仕事や家事で忙しい現代だからこそ、お店で買える惣菜を活用して毎日の夕食準備負担を軽減するのもおすすめです。
【解決法6】キャンペーン開催中には出前・デリバリーを楽しむ
最近では、様々なフードデリバリーサービスが登場し、食べられるメニューも多くなりました。
松屋や吉野家、すき家などの牛丼チェーンはもちろん、マクドナルドなどのファストフード、大手ファミリーレストランのメニューも出前で注文できます。
「出前は食費が高くなりすぎる…」と感じる人も多いと思いますが、「初回割引キャンペーン」や「半額キャンペーン」などの割引特典時期を利用すれば食費を抑えながらも、夕食の準備を省けるのでおすすめです。
特に「出前館」の「半額キャンペーン」は頻繁に開催されているので、「半額対象の商品から今晩食べるメニューを選ぶ」というのもおすすめ。
※松屋の牛丼半額キャンペーン時の画像
主要なフードデリバリーサービスでは、初めての利用時なら割引クーポンを付与してくれるので、それぞれ1度だけでも利用すれば、普段食べないメニューをお得に食べられるのでおすすめです。
【出前サービスの割引特典】
【現在公式サイトが発行中のクーポンコード】
danew1000
初回利用時、2,000円以上の注文で使える「1,000円割引クーポン」です。
※先着15万名限定のクーポン
使用可能期限は2022年2月7日~8月31日まで
ウーバーイーツは、定期的に初回割引キャンペーンを開催しています。
【現在公式サイトが発行中のクーポンコード】
JPEATS70OCT
※1,000円分の割引が適用されます。
※使用可能期限は2022年10月31日まで
また、ウーバーイーツは一度会員になって友人や家族を招待すると「招待コード」を取得できるようになります。
このコードを入力して友人や家族が登録すると、紹介された側も紹介した側も割引クーポンが貰えるので、夫婦で利用すれば最低でも2食はお得な価格で利用可能です。
外食にでかけにくい時期だったこともあり、出前を利用することは日常的になってきました。
毎日だと飽きが来てしまうかもしれませんが、「今日は忙しいから出前にしよう!」という選択肢を持っているだけで、夕食作りのプレッシャーから逃れられることもメリットです。
【解決法7】作り置きをして冷蔵保存しておく
土日で料理を作り置き・小分けにして冷凍保存しておくと、平日の夕食は温めるだけで準備完了。
忙しい平日の晩ごはん作りの負担を大幅に軽減できます。
最近では出張家政婦さんの料理担当の方に一週間分のおかずを作り置きしてもらうサービスなどもありますが、自炊よりは食費が高額になることも多くあります。
週一回、自分で土日に買い出し&おかずを作り置きして小分けに冷凍すれば、食費を抑えながら平日の負担を軽減できるのでおすすめです。
1週間日持ちする!おすすめメニュー
- きんぴらごぼう
- 切り干し大根
- きゅうり・かぶの塩漬け
- 根菜類の煮物
- ピクルス
- はくさいの漬け物
- 大根のポン酢漬け
- 煮豆
- さつまいものの煮物
- ひじきとごぼうのサラダ
- カレー(冷凍保存する)
- シチュー(冷凍保存する)
- つくだ煮
- キャロットスロー
- ゴーヤのにんにく醤油漬け
- にんじんとしょうがのマリネ
夫婦ともに料理が嫌いではない世帯なら、作り置き料理を通じてコミュニケーションを取れることもメリットです。
その際は、決して相手の手際や料理のポリシーにケチをつけるようなことはやめましょう。
コツは「良いところを発見したら過不足なく褒める」ことです。
「おかずを土日に作り置き」のメリットをまとめると、
- 平日の夕食準備の負担を減らせる
- 食費を抑えながら自分好みの料理が食べられる
- 家族とコミュニケーションの時間を有意義に使える
などが挙げられるのでおすすめです。
【解決法8】圧力鍋やシリコンスチーマーなど便利なキッチン家電を導入する
カットした食材と調味料を入れておけば、設定した時刻に料理が仕上げてくれる調理家電は、夕食作りの革命といっても過言ではないかもしれません。
翌日の夕食は前日の晩に仕込んでセットしておけば、帰宅時間には料理が出来ているので、自宅に帰ったらすぐに夕飯を食べられるので超便利です。
炊飯器のように料理を保温しておけるので、家族みんなの帰宅時間がバラバラでも温かい料理を食べられることもメリットです。
2021年年末に放送された「アメトーク家電芸人」のコーナーでは、自動調理器三台を使ってビュッフェ形式のスタイルで自宅ごはんを楽しんでいるという方もいました。
この方のように、自動調理器を複数台活用すれば夕食のおかずを3品作るのも楽になります。
おすすめの自動調理家電
シャープが販売する調理家電の代表格ヘルシオにも自動調理鍋があります。
現在も60種類以上のメニューが作れますが、無線LANに接続可能な機種なので、随時レシピが増えていくことも魅力。
現在、自動調理が可能なメニューは、下記の通り。
お米の炊飯も料理の自動調理も可能な機種です。スマホアプリと連携して、作れるメニューが随時追加されるのも魅力。
特筆すべきはお米の炊飯です。毎年のお米の質に合わせて最良な炊き方を設定してくれます。
1つの鍋で同時に2品のおかずを作れる自動調理鍋です。
食材を専用のパックに入れ、自動調理鍋にパックごと入れることで同時に2品の調理を実現させるというスグレモノ。
現在約100種類のメニューに対応しているので、飽きのこない夕食が楽しめます。
圧力調理・蒸し調理・無水調理・炊飯・スロー調理・温め直し・低音調理・炒め・発酵の、合計9種類もの調理方法を備えた自動調理鍋です。
現在作れるメニューは76種類。
肉じゃがなどは最短28分で作れるので、自分は別のおかずを作りながら、肉じゃがは自動調理器に任せる。というアシスタントのような活用もできるのが魅力。
自動調理器と炊飯器を並べて、前の晩に仕込んでおけば翌日の晩ごはんの準備はすべて完了。
自動調理機を2~3つあれば充分すぎる夕食が自動的に完成しています。
1万円台で購入できる自動調理鍋もあるので、まずは安価な商品から導入してみるのがおすすめです。
共働き家庭の夕飯作り、みんなどうしてる?
ここまでは当サイトが推薦する夕飯問題解決方法をご紹介しましたが、ここからは「共働き経験者の方に回答していただいたアンケート結果」、または「以前共働きを経験した方の回答・意見」をまとめていきます。
みんなはどう解決しているかをチェックして参考にしてみてください。
- 夕食の時間に絶対に間に合わないときには、冷凍弁当をレンジで温めてもらう時が多いです。火を使わないので子供でも安全で重宝してます。
- 主人よりも帰りが遅くなる時は、ストックしているミールキットを作って食べて貰ってます。
- 品数は2品から3品程度で、プラスお味噌汁やスープなど簡単なものを作ってます。カレーライスなどの時は、サラダとカレーだけで済ませちゃいます。
- 1品+1スープです。平日はいつも、メインディッシュ(ハンバーグや焼き魚)と味噌汁の一汁一菜で済ませちゃいます。野菜が不足するのでレタスやキャベツのサラダを一緒に出すときもあります。
- 子供のごはんには4品以上は出すようにしてます。野菜と肉や魚類のタンパク質は毎晩必須にしています。手料理が難しいときは宅配おかずの煮魚を使ってます。
- なるべく手間をかけたくない時は、パスタを茹でてパスタソースはレトルトで済ませてます。賞味期限が長いパウチのヤングコーンや豆類をストックしておいて副菜代わりにしてます。
- 煮物以外は下ごしらえが一番時間がかかるので、ミールキットをメインに使うようにしました。10分とかで料理を完成させられるので超便利です。下準備なしにするだけですごくラクです。野菜だけは毎週土日に受け取れるように宅配野菜を利用してます。サラダはミールキットを作る合間に切るだけなのですぐ作れます。
- 料理が苦手なので、時短料理は難しいと思い、宅配おかずを利用してます。ごはんだけは炊けるので前の晩の夜に米と研いでタイマーセット。翌日の夕食は、湯せんで宅配おかずを温めて準備完了です。温めて皿に盛り付けるだけなので10分位ですみます。
- 土日にいくつかのおかずを作り置きして、平日食べるときに電子レンジでチンして食べています。レンジで温めてお皿に盛り付けるだけなので、土日の料理には時間は取られますが平日の夜の食事の準備は5分くらいです。
- 今の時代は男性も料理が作れないとかっこ悪いと思ったので僕の場合はレシピ本を買って、レシピの通りやればそこそこ食べられる料理が作れるようになりました。最初から難しい料理を作るのは自信をなくすだけなので避けたほうがいいです。ハンバーグとかシチューとかカレーとかから始めるのがおすすめですよ。
- たまに妻と一緒に街の料理教室に行ったりしてます。少しずつ料理のコツがわかるので実践あるのみだと思いました。料理ができるようになって肩身の狭い思いをしなくなりました(笑)
- 料理は苦手なので無理せずに宅配惣菜を利用しています。レトルトと同じ感覚で温めるだけでいいので便利です。妻も自分が料理しない分負担が減ったと言ってます。皿洗いは僕の担当です。
- 子供がいない我が家では僕の帰りが遅い時で21時を過ぎ、妻は18時頃です。妻は僕の帰りを待っていられないので先に食べていますが、僕も早く帰れたときは一緒に食べます。ちなみに早く帰れそうなときは料理を作ります。
- 子供の夕飯を18時ころまでには食べさせたいので、私がなるべく早く帰って子供と一緒に食べるときが多いです。代わりに土日は主人が作ってくれています。主人は平日20時ころに残り物でご飯を食べています。
- 20時頃です。妻もフルタイムで働いている夫婦共働き家庭なので少し遅めかもしれません。食事は主にミールキットをストックして、早く帰ってきた方が作ることにしてます。
- 自分の時間を有効に使いたいと思ったので食材キットや冷凍弁当をストックして、平日に1から自炊するのはやめました。休日は料理します。食材キットは野菜や肉もカット済みなのでいいですよ。
- 時短料理をする場合でも味気ない食卓は嫌だったのでミールキットを使ってます。特に冷凍ミールキットは便利ですよ♪
- わんまいるの宅配惣菜をおすすめしたいです。おかずの味も美味しいし、温め時間も5分程度なのですぐ食べられるので食事の準備と食べる時間を含めても30分位でOKだったりします。
夕飯に関わる家事負担を軽減するその他のアイデア
前述した8つの解決法以外にも、夕食に関連する様々な手間を省くために実践している皆さんのアイデアをまとめたので是非参考にしてみてください!
後片付けの手間を省くためにワンプレートのお皿を優先的に使ったり、同じ種類のお皿だけを使うと後片付けもラクになります。
調理道具の洗い物を極力出さないように電子レンなども活用するのが◎
残業で帰りが遅くなるとスーパーなども寄れないときもありますよね。
楽天西友スーパー・イオンネットスーパー・Amazonプライムnowなど、買い出しの負担を減らすだけでも毎日の負担は減ります。
毎週1週間分の食材を土日に届くように注文しておけば、平日はスーパーに寄って帰宅することも不要。平日の時短に貢献してくれます。
災害時のための非常食として缶詰を備蓄している場合、定期的に賞味期限をチェックして期限が近くなった缶詰を集めて「缶詰パーティ」での夕食をすると意外に楽しいです。
缶詰だからといって見くびると損なくらいに美味しい缶詰があるので、非常食用と言えども食べたい缶詰をストックしておくのがおすすめ。
共働き夫婦の夕飯で気をつけたいポイント
共働き夫婦が夕飯の悩みに直面したときに「今後はこうしない?」と出しがちなアイデアには、どれも上手くいかないリスクが潜んでいます。
仕事に忙しい共働き夫婦が出しがちな危険なアイデアはこんなものがあります。
【NG例1】「夕飯は別々で済ませよう」はダメ!
仕事終わりの時間が一定でない夫婦の場合、どちからが夕飯の準備をしても結局一人で先に食べるので作る意味がない…と感じて、結局は夕飯はそれぞれ済ませようという結論になる夫婦もあります。
しかし、これは危険。夕飯を一緒に食べることは勿論、食事しながら一日の出来事を話したり、家族の話しをしたり、夫婦間において会話は非常に重要です。
お互いに自立しすぎると、まるでルームメイトのようになってしまい、家族の関係性が薄くなってしまいます。
夫婦間トラブルの素となってしまうので、夕飯はなるべく一緒に食べる方向で努力するのが大事です。
打開策は?
「解決策8」で解説した、自動調理器を使ってビュッフェ形式のスタイルにすると「いつでも温かいごはんが食べられる」となるので、食べる時間がバラバラでもお互いの不満はかなり軽減します。
毎日夫婦共に同じ料理を食べることで得られるものは多いのでおすすめです。
【NG例2】「毎日おかず3品以上必須+手料理じゃなきゃイヤ」は負担になる
旦那さんに多いのが「1食におかず3品以上は欲しい!」という要望や、「おかずは手作りじゃなきゃ嫌だ!」という声です。
昔は専業主婦の方も多い時代もありました。その時代、夕飯に何品ものおかずが出される食卓が当たり前な環境で育った方は、こんな要望を持っている方が多い傾向があります。
確かにバランスの良い食事をするには多くの食材を使った料理を何品も食べた方が良いですが、共働きの状況を踏まえるとあまりにも食事の準備の負担が大きいです。
平日は最低限の栄養を摂取できるメニューに切り替えて、「おかず3品以上ルール」から開放されるのがおすすめ。
打開策は?
おかずの品数の多さを重視するよりも、一品で多くの栄養を摂取できるメニューを選ぶ方が◎
一度に多くの食材を食べられる「カレー」や「八宝菜」「野菜炒め」などのメインディッシュと、栄養豊富なスープで充分。
我が家の夕飯は「メインおかず&ごはん&スープのみ!」と決めて、おかず3品以上にこだわらずに一汁一菜にすると食事の準備も後片付けもぐっと楽になります。
毎日3品以上のおかずが食べたい場合は、手料理だけでなく「ミールキット」「宅配おかず」の活用、「作り置きおかず」などを準備しておくのがおすすめ。
【NG例3】どっちが作る?当番制にするとリスク有り
夫婦どちらも料理が作れる場合は、「当番制にしてそれぞれ同じくらいの家事負担にするのが最善だ!」とルールを決める共働き世帯もありますが、急な残業や体調不良などで当番の日に料理を作れないこともあります。
役割を果たせなかったことで、双方に貸し借り意識が生まれると関係性はギクシャクしてしまったりもあります。
当番制の打開策は?
当番制にする場合は、どちらも料理を作れないという場面が来ても、さっと機転をきかせた料理でその日の夕食を乗り切る方法を持っておくのがおすすめ。
具体的におすすめしたいのは「冷凍ミールキット」です。
ミールキットを冷凍庫にストックしておけば短時間で美味しい料理を作れますし、調理が簡単なので当番じゃない側の人が調理したところで、「当番を果たせなくてごめんなさい…」と申し訳ない気持ちを過剰に感じずに済むのでメリットは多いです。
【NG例4】「何食べたい?」聞く方も聞かれる方も献立決めは大きな負担
料理を作る側からすると、なるべく食べたいと思っている料理を作ってあげたいと思うもの。
聞かれた方は「何でもいいよ」と言ったとしても毎日同じようなメニューだと飽きます。
毎日の夕飯の献立決めは、聞く方も聞かれる方も頭を抱えてしまう問題です。
逆に今のうちに何か対策を練らないと、共働き家庭である限り一生続く「夕飯何にする問題」を抱え続けてしまいます。
打開策は?
「何食べたい?」という会話不要で、お互いに満足できる夕飯作りができれば夕飯に関するストレスは大きく減ります。
そこでおすすめなのが、「毎月食べたいレギュラーメニューをおおまかに決める」という作戦です。
レギュラーメニューを決める際には、まずお互いの好物・好きな食材を改めて確認し合うのがおすすめ。
意外にも相手の好きなごはんを知らないカップルが多いのも事実です。
例えばカレーが好きだとしても、ドライカレーが好きなのか、キーマカレーが好きなのか、一般的なカレーが好きなのか、トッピングは何が好きなのか?なども一つ一つ探っていくと意外な一面も理解できたりもします。
お互いに好きなメニューを確認すると、「それ、自分も好きだ!」とお互いに共通の好みを理解できます。
共通の好物はレギュラーメニューに採用。
一ヶ月30日なので、30品ピックアップできれば献立決めも困りません。
毎月1回だとしても飽きが来た場合は、レギュラーメニューを入れ替えればOK。
献立決めに困った時には、「お互いの食の好みを再発見する」と称して、「食べたいもの会議」を開催するのがオススメ!
【NG例4】「コンビニ惣菜で済ませる」は長続きしない
最近はコンビニ惣菜も美味しくなってきたので、これで十分では?と思う人も多いと思います。
ですが、毎日同じような惣菜を食べ続けてみると、すぐに飽きが来ます。
もう既に実践して、コンビニの惣菜は飽きる…と実感した人も多いのではないでしょうか。
コンビニ惣菜は副菜としてたまに利用するのは良いですが、やはり手料理での満足度やメニューの豊富さには勝てません。
打開策は?
コンビニの惣菜は賞味期限が長いのでポテトサラダやきんぴらごぼうなど副菜としての活用に留める。
満足できる夕飯を食べたいときには、ミールキットを活用するのが一番ラクです。
【NG例5】「夕飯は互いに外食で済ませる」は健康リスクが減るのでNG
子供がいない夫婦の場合、「手料理を作るのも買い出しをするのも時間がかかるからお互いに外食で済ませよう。」というルールにしてしまう世帯もあります。
毎日外食にすると食費コストが増えるだけでなく、栄養管理が行き届かずにカロリー・糖質を摂取し過ぎた食生活になってしまうリスクがアップします。
また、最大のNGポイントは夫婦一緒に食事するのが土日だけになってしまうことです。
土日はいつも一緒に過ごせる家庭なら良いですが、土日はそれぞれ用事があるという場合は夫婦での食事がほとんどなくなってしまう可能性もあります。
会話する機会がどんどん減り、いつの間にか関係性が希薄なものになってしまっていた…という熟年夫婦も少なくありません。
打開策は?
残業時でも間食程度に抑えて、ちゃんとした食事は自宅で食べるように努めるのが◎
最近は働き方改革で残業を認める企業も少なくなってきたので、夕飯を自宅で一緒に食べる機会も増やせるようになった方もいると思います。
外食よりも自宅での食事の方が楽しいものにするために、相手が食べたいメニューを作れるようになったり、料理本・レシピ本を買って料理の腕前を上げたりと、夫婦の関係を向上させることに寄与できる作戦は沢山。
また、外食を控えると出費が減るので、二人での旅行や買い物にお金を使えるというメリットもあります。
可能な限り、自宅で一緒にご飯を食べる生活をすると共働き家庭の生活や関係性が好循環にもなるのでおすすめです。
【まとめ】共働き家庭の夕飯は手抜きしながらも美味しくなる!
夫婦間の夕飯に関する問題を解決するには、どちらか一方が理解しているだけではだめなので、解決策を夫側も妻側も相互に理解しておくことが大事です。
このページで知ったアイデアを奥さん側だけが読んで実行しても関係は上手くいかないので、相手側にも共有して読んでもらうのがベストです。
互いに夕飯の問題解消するプランを理解した上で一緒に実行していくのが大切なので、このページをシェアしておきましょう!