人間の体に必要な五大栄養素とは？
人間も動物も食物を食べなければ生きていけませんが、健康でいきるには五大栄養素をバランスよく摂取しなければなりません。
どんな食物を食べればこの五大栄養素をバランスよく摂取できるのかを解説します。
まず、五大栄養素とは
- 炭水化物
- 脂質
- タンパク質
- ビタミン
- ミネラル
のことを指します。
それぞれ異なる働きを持ち、健康な体の状態を保つのに不可欠な栄養素です。
炭水化物
炭水化物は、人間が運動するために必要なエネルギーを素早く作り出すことができる栄養素です。
炭水化物の単位であるブドウ糖は、お米やパン・麺類などから摂取でき、筋肉や脳などを正常に動かすために必要不可欠です。
炭水化物は1グラムで4kcalのエネルギーを生み出すことができます。
タンパク質
タンパク質は人間の体自体を形成するために重要な栄養素です。
筋肉や内臓の臓器、骨や血液、髪、爪など人間の体に不可欠な部位を作り、修復を補います。
炭水化物と同様に1グラムで4kcalのエネルギーを生み出すことができます。
肉や魚介類などの動物性のものや豆類から摂取できる植物性タンパク質などがあります。
脂質
脂質は肌の潤いを保つことに効果があり、脂溶性ビタミンを体に吸収するのを助ける力があります。
脂質は1グラムで9kcalのエネルギーを生み出すことができるので、多くの運動をする人にとって素早くエネルギーを蓄えられる栄養素でもあります。
動物の乳から生成されるバターや動物のラード、植物から生成されるオリーブ油やサラダ油などから摂取することができます。
ビタミン
ビタミンはそのほかの栄養素が体の中でしっかり働くように、機能を助ける働きがあります。
ビタミンの種類は多く、脂溶性のビタミンは4種類。水溶性のビタミンは9種類と、合計13種類のビタミンがあります。
肉や魚、緑黄色野菜などの野菜、果物から摂取することができます。
ビタミンが不足すると、しっかり食事をとっているつもりでも、せっかく摂取したその他の栄養素をしっかり働かせることができません。
摂取したたんぱく質や脂質、炭水化物を体にしっかり吸収させるためにビタミンの摂取は欠かせません。
ミネラル
ミネラルは体の骨の生成、歯の生成をはじめ、体液を調整するために必要な栄養素です。
さらには神経・筋肉の機能を維持するためや、体内のホルモンの成分の元になるなど必要不可欠な栄養素です。
ミネラルには16種類もの種類があり、どれも適量の摂取が必要です。
野菜や果物、海藻類からミネラルを摂取できます。
特に海藻類から摂取できるミネラルは日本人の食生活では摂取しにくいミネラルが摂れますので、メカブや昆布をはじめとした海藻を積極的に食べるようにしましょう。
五大栄養素のバランスを考えた食事をとるには？
五大栄養素のバランスがとれた食事をするのは素人の知識ではなかなか難しいものです。
栄養士などの資格を持っている人であれば、バランスの良い食生活を送れますが、そうではない人には宅配食がおススメです。
宅配食サービスのメニューは管理栄養士がバランスを考えた食事なので、1週間単位で注文をすると、不足しがちな栄養素を余すことなく摂取できるのでおすすめです。
朝と昼は自分自身で設定したメニューで、夜は栄養士さんが考えてくれた宅配食を利用するだけでも、栄養バランスの健全化を図れます。
管理栄養士とは？
管理栄養士は食事によって得られる栄養素の知識を身につけ、厚生労働大臣から免許を受けた国家資格者のことを指します。
病気などで、食事の制限がかかってしまった患者さんにどのような食事が適しているかなどのアドバイスも行うことができる職業です。
普段の食生活を見直して、健康を害するものを排除し、健康な体作りができる食事のメニューなども設定できる専門士です。
宅配食サービスのウェルネスダイニングは、栄養管理士とプロの料理人が考案した栄養バランスがとれた美味しい料理を食べることができます。
価格はコンビニのお弁当と大差ないのにも関わらず、低カロリーかつ塩分制限がされているメニューがあるので、健康維持やスタイルキープにも役立ちます。
